柿舞わす

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不便を避けた筈がかなり損をしていた、私のTwitter利用パターンについて

私は何かと凝り性な方ですので、自分が何か不便を感じると、不便を取り除く方法を調べてより便利な選択をしようとする傾向が高いです。それ自体は良いことなのですが、不便を無くしたばかりに損をする事が結構あるように感じます。最近それを、Twitterの利用に関して痛感する事がありました。

私はTwitterでタイムラインを見る時、Twitter公式アプリや公式Webをあまり使いません。Twitter公式系の媒体を利用するのは、通知確認や、個別のツイートの詳細確認、あとは細かい検索くらいです。タイムラインを見る際には、第三者の公開しているクライアントを利用することが多いです。Twitter公式媒体はタイムラインが見づらく、特に画像のサムネイルがかなり激しくトリミングされることが多いので、どうも使いにくいのです。

非公式クライアントの使用によって、Twitterを閲覧する上では、公式系媒体を使うよりも便利に利用できていると思います。自分の使用用途に合ったクライアントを利用しているのですから、ある意味当然です。

しかし、最近気づいたのですが、そういった非公式クライアントを利用している人は少数派なのです。ということは、私が認識している「Twitterのタイムライン」と、大勢のTwitterユーザが認識している「Twitterのタイムライン」にはかなり乖離があります。そこに乖離があるという事はつまり、自分のTwitterアカウントでの発言が他人にどう見えているかの認識が正しく出来ていないということです。

私はイラストをTwitterでよく掲載しているのですが、実は、自分が想定しているよりもどうも反応が悪いということがかなりあります。時間帯の問題なのか、それとも内容の問題なのかと考えてみても、いまいちピンと来ません。ところが、「多くの人がTwitterを公式系の媒体で利用している」というのを前提に、公式アプリで自分のタイムラインを見てみると、先述の画像サムネイルのトリミングによって、自分の想定と自分のツイートの見栄えにかなりの差がある事に気が付きました。

自分の画像ツイートのうち、想定より反応が悪かったものは概ね、トリミングで見栄えが悪くなっていることが多かったです。また、私はモノクロ線画のみのイラストをアップすることが多いのですが、カラーイラストに比べ、モノクロ線画は切り取られ方によって、どんなキャラが描かれているのかが分からなくなることが多いです。私をよく知っている人ならまだしも、私を知らない人が、誰が描かれているか分からない私の絵のサムネイルを見て、反応をくれるとはそうそう考えられません。

そんな訳で、私は便利にTwitterをやることを選択したばかりに、かなり長い間、Twitterでの投稿で反応を貰いにくい形のイラストばかり掲載していました。便利さを求めて損をしていたのです。勿論便利な選択をすることは大事なのですが、もう少し「一般解」と言えるものに関心を持たないとダメだなあと思ったのでした。